季節家電

スチーム式加湿器5機種を比較。加湿量・連続加湿時間・消費電力で選ぶ

スチーム式加湿器の電気代は、消費電力(W)÷1000×使う時間で出したkWhに、契約の電力量単価を掛ければ計算できます。5機種の加湿量・連続加湿時間・消費電力を公式値で並べました。象印、アラジン、スリーアップ、アイリスオーヤマ、山善の現行5機種で計算すると、加湿中は1時間あたり0.27〜0.5kWhです(値が1つしか公表されていない機種は上限の目安)。単価は契約で変わるので、金額は載せていません。

広告について 本記事には楽天市場とAmazonの商品リンク(広告)が含まれます。Amazonのアソシエイトとして、買いもの標準は適格販売により収入を得ています。

象印 スチーム式加湿器 EE-DG50 アラジン スチーム式加湿器 AHF-60A スリーアップ 多機能スチーム加湿器 スチームポット 3L ST-T2370 アイリスオーヤマ スチーム式加湿器 400ml AHM-MHU40A 山善 スチーム式加湿器 KS-AA31
比較対象の5機種。画像は楽天市場の各商品ページのものです。

使い方から選ぶと、この5機種

5機種のスペック比較

価格は2026年9月23日に楽天市場で確認した掲載時点のものです。実売価格や在庫は変動します。

製品加湿量タンク容量連続加湿時間消費電力適用床面積の目安質量楽天市場の掲載時価格
象印
EE-DG50
480mL/h(定格加湿能力)4.0L強 約8時間/中 約16時間/弱 約32時間湯沸かし立ち上げ時 985W/加湿時 410W木造和室~8畳(13㎡)/プレハブ洋室~13畳(22㎡)約2.9kg27,280円
アラジン
AHF-60A
強 600mL/h/中 400mL/h/弱 200mL/h(定格加湿能力)約3.0L弱 約15時間/中 約7時間/強 約5時間500W(AC100V)木造和室 10畳/プレハブ洋室 17畳約3.8kg27,800円
スリーアップ
ST-T2370
600mL/h(最大加湿量)3.0L公式仕様に記載なし湯沸かし時 740W/パワフル 460W/eco 280W和室(木造)10畳/洋室(プレハブ)17畳2.5kg14,080円
アイリスオーヤマ
AHM-MHU40A
弱 200ml/h/中 300ml/h/強 400ml/h約2.0L弱 約10時間/中 約7時間/強 約5時間500W(定格消費電力)木造和室 7畳/プレハブ洋室 11畳2.9kg14,800円
山善
KS-AA31
(Lo) 160ml/h/(Hi) 360ml/h3.0L(Lo) 18時間/(Hi) 8時間(連続使用時間)270W木造~約6畳/プレハブ洋室~約10畳1.7kg6,480円

仕様は各社の公式ページの表記のままです。消費電力は、象印とスリーアップが運転の状態ごとの値、アラジン・アイリスオーヤマ・山善が1つだけ公表されている値です。連続加湿時間の条件は各社で異なり、スリーアップは公式仕様に記載がありません。Amazonの価格は各製品のAmazonのページで確認してください。

スチーム式加湿器を選ぶ4つのポイント

1. 消費電力は2つに分けて見る

スチーム式は、水を沸かす立ち上げ時と、その後の加湿時で消費電力が変わります。運転状態ごとの値か、定格の値だけかを確かめてから比べます。消耗品も総額に入るので、フィルターの有無と交換の要否を公式ページで確かめておきます。

2. 1時間あたりの電力量は計算できる

消費電力のWをkWに直して1時間を掛けると、電力量の目安をkWhで出せます。そこに契約している電力量単価を掛ければ、電気代を計算できます。定格値しかない製品は上限の目安として読みます。

3. 連続加湿時間は運転の強さで変わる

同じタンクでも、強で運転すれば短く、弱なら長くなります。寝ている間に給水せず使うなら、予定する運転の強さで何時間続くかを先に確認します。

4. 適用床面積は2つの目安を見る

適用床面積には、木造和室とプレハブ洋室の目安があります。木造の部屋で使う場合は、小さいほうの畳数と部屋の広さを比べます。

用途別に見る5機種

寝ている間も給水せずに使いたいなら

象印 スチーム式加湿器 EE-DG50

象印 スチーム式加湿器 EE-DG50

4.0Lのタンクを備え、弱なら約32時間続けて加湿できます。フィルターのない広口容器で、クエン酸洗浄モードもあります。2026年09月発売で、色はグレーとホワイトです。

  • 加湿量:480mL/h(定格加湿能力)
  • 連続加湿時間:強 約8時間/中 約16時間/弱 約32時間
  • 消費電力:湯沸かし立ち上げ時 985W/加湿時 410W
向いている人弱で約32時間、4.0Lのタンクで夜の給水をなくしたい人。

計算すると、加湿時の410Wは1時間あたり0.41kWhで、湯沸かしの時間を除いて8時間加湿すれば、410W×8時間で3.28kWhです。湯沸かし立ち上げ時は985Wで、加湿時の約2.4倍です。季節限定品のため、公式ページには品切れの場合があると書かれています。

運転音の値も見て選ぶなら

アラジン スチーム式加湿器 AHF-60A

アラジン スチーム式加湿器 AHF-60A

運転音の公式値は約24dB(最大)です。強で600mL/h、木造和室10畳までという目安は、スリーアップST-T2370と同じ数字です。タンクは取り外せるフッ素コーティングで、2026年9月4日に発売されました。

  • 加湿量:強 600mL/h/中 400mL/h/弱 200mL/h(定格加湿能力)
  • 適用床面積の目安:木造和室 10畳/プレハブ洋室 17畳
  • 質量:約3.8kg
向いている人木造10畳までの部屋で、運転音の公表値を見て選び、弱で約15時間続けて加湿したい人。

本体は約3.8kgで、5機種で最も重くなります。消費電力は500Wの1つだけの公表で、1時間あたり0.5kWhは定格値からの計算です。

湿度を数値で決めて運転したいなら

スリーアップ 多機能スチーム加湿器 スチームポット 3L ST-T2370

スリーアップ 多機能スチーム加湿器 スチームポット 3L ST-T2370

湿度を40〜75%の範囲で、5%単位で設定できます。モードはおまかせ・うるおい・eco・パワフルの4つで、オン・オフタイマーも同時に設定できます。色はホワイトとブラックで、マグネット式電源コードが付属します。

  • 加湿量:600mL/h(最大加湿量)
  • タンク容量:3.0L
  • 消費電力:湯沸かし時 740W/パワフル 460W/eco 280W
向いている人湿度を設定し、消費電力280Wのecoモードも使いたい人。

消費電力は運転ごとに公表されていて、計算するとecoの280Wで1時間あたり0.28kWh、パワフルの460Wで0.46kWhです。連続加湿時間は公式仕様に記載がありません。リンク先では容量と色を選べるので、3LのST-T2370を選んでください。

給水方法を使い分けたいなら

アイリスオーヤマ スチーム式加湿器 400ml AHM-MHU40A

アイリスオーヤマ スチーム式加湿器 400ml AHM-MHU40A

加湿量を弱200・中300・強400ml/hの3段階で選べます。給水は、上から直接注ぐ方法と、タンクを外して運ぶ方法の2通りです。

  • 加湿量:弱 200ml/h/中 300ml/h/強 400ml/h
  • タンク容量:約2.0L
  • 連続加湿時間:弱 約10時間/中 約7時間/強 約5時間
向いている人給水方法を2通りから選べて、加湿量を弱200・中300・強400ml/hの3段階で切り替えたい人。

消費電力は定格500Wのみの公表で、計算すると1時間あたり0.5kWhです。約2.0Lのタンクは5機種で最も小さい容量です。リンク先では加湿量(400ml/hと600ml/h)と色を選べるので、400ml/hのAHM-MHU40Aを選んでください。

本体価格と消費電力を抑えたいなら

山善 スチーム式加湿器 KS-AA31

山善 スチーム式加湿器 KS-AA31

消費電力は270Wのみの公表で、計算すると1時間あたり0.27kWhです。加湿量はLo 160ml/hとHi 360ml/hの2段階で、本体は1.7kgです。2026年9月に前型番KS-AA30から型番が変わりました。

  • 加湿量:(Lo) 160ml/h/(Hi) 360ml/h
  • 連続加湿時間:(Lo) 18時間/(Hi) 8時間(連続使用時間)
  • 消費電力:270W
向いている人木造約6畳までの部屋で、本体価格と消費電力を抑え、軽い本体を選びたい人。

掲載時価格6,480円は5機種で最も安い値です。購入時は、前型番のKS-AA30ではなくKS-AA31であることを確かめてください。

調査方法と出典

製品仕様はメーカー公式ページ、商品画像・価格・販売リンクは楽天市場で2026年9月23日に確認しました。